和光市デンタルオフィス
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2023年04月08日

【専門医が徹底解説!】歯科矯正の疑問?Q&A集!PART①~矯正治療を始める方~

こんにちは!和光市デンタルオフィスです😊

当医院では、簡単に治せる方から、なかなか難しい症例の方まで幅広くご対応させていただくために、「TODセンター」の矯正専門医の先生が在籍しております。

本日は、そんな矯正治療のプロフェッショナルの先生に、過去数百件のご相談から代表的な質問を解説していただこうと思います!

【悩みが尽きない矯正治療】

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス 矯正歯科

矯正しようか…

歯並びに悩みを持っている日本人は多くいます。

また、第一印象で歯並びが大切と思う人は、約9割にも及ぶと言われています。

ただ、矯正治療に対してのイメージは

①費用がかかりそう

②時間がかかりそう

③痛そう

この3つのイメージが多い印象です。

一歩踏み出したいけど、疑問が多すぎて、矯正=なんだか悪いイメージでとらえてしまう方が多いようです。

これは、非常にもったいないです。

まずは勇気をもって、歯科医院へ相談に行くことが重要ですが、そもそもどこの歯科医院に行けば分からないし、専門医にいきなり聞くのも怖いですし疑問も解決しないままですよね。

なので、本記事で少しでも疑問を払拭してもらい、矯正治療へ一歩踏み出せない方のお役に立つことが出来ればと思います。

【矯正を始めようか?と悩んでいる方】

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歯列矯正を悩まれている方へ

Q1.矯正をスタートさせるまでの流れは?

A. 矯正相談→検査→診断→契約→必要であれば抜歯→矯正装置装着という流れになります。

当医院では、「歯並び無料相談」といった形で、何を治したいのかをヒヤリングし、患者様の希望に基づいて大まかな矯正治療についてお話をします。

この段階では詳しい治療方針などは立てることはできないので、「検査」がとても重要になってきます。

検査・診断をして、初めて明確な治療方針や治療期間を決めることができます。

そして、いくつかの治療方法を提案するのですが、併せてそれぞれのメリット・デメリットについても説明します。

提示された治療方針について患者様が十分に納得されてから治療を開始します。

Q2.矯正を始めると月に何回ぐらい通院するのですか?

A.基本的には月に1回です。矯正力をかけて適正に歯が動くのにはだいたい3週間ぐらいかかります。

早く治したいからと言って、通院間隔を狭めても歯に負担がかかりすぎて、逆に動きが鈍くなってしまうことがあります。

Q3.矯正検査とはどんなことをしますか?

A.当医院では次のような検査を行います。(所要時間30分)

・お口の中のお写真

・お顔のお写真

・レントゲン撮影(4種類)

・i teroによるお口の中のスキャン

大きく分けてこの4つです。必要に応じて虫歯や歯周病の検査も行います。

Q4.歯並びが著しく悪いです。抜歯をしないと治りませんか?

A.抜歯が必要か、不要かというのは、歯並びを治すためのスペースがあるかないかで違ってきます。

もし著しく悪い歯並びを治したいとき、歯一つ一つのサイズが大きいのに、その大きさに対して顎の骨が小さい方は、治すためのスペースを確保するために抜歯が必要になります。

それに対して、歯並びがそこまで悪くなく、スペースを必要としないケースでは抜歯は必要ありません。

抜歯ほどではないけど多少スペースが必要なケースはIPRといって歯を数ミリ削る処置をする場合があります。

Q5.出っ歯の為、唇がうまく閉じることが出来ません。治りますか?

A.出っ歯にも原因がいくつがございます。

①顎の骨自体が前へ出ている場合②歯だけが前に出ている場合③下の顎が小さすぎて上のでっぱりが目立つ場合が考えられます。

いずれの場合も口元に突出感があり、口をうまく閉じることが出来ません。

無理に閉じようとすると、下あごが梅干しみたいにしわが出来るのが特徴です。

治療の選択肢として一番多いのが「抜歯」です。

前述のように抜歯をし、スペースを確保することで顎と歯のバランスが良くなり、口元がシャープになります。

Q6.下の歯が前に出る「受け口」の為、噛み合わせが上下逆です。受け口を治すには手術が必要ですか?

A.受け口とは別名「反対咬合」といいます。その中でも、①歯だけが反対になっている②下あごの骨そのものが大きくて噛み合わせが上下逆になっている。③上あごが小さすぎて反対になっている と、3つケースがあります。①のように比較的軽度な症例は矯正だけで治すことができます。

しかし、②③のような顎の骨に問題があるケースは、骨切り術が必要になります。

いわゆる手術になりますので、専門医院へのご紹介になります。

もちろん。矯正の範囲内で治していきたいというご相談も承っております。

Q7.矯正治療にかかる期間はどれぐらいですか?

これは、ご希望の治療箇所数によって異なります。

「凸凹を治したい」「出っ張りを治したい」「受け口を治したい」など、患者様によって希望治療箇所が増えるとそれに伴い抜歯の必要性も高まってきます。

例えば、抜歯をして歯のガタガタを治す治療の場合、最短でも1年半はかかります。

また、でっぱりとガタガタを抜歯して治療する場合ですと、2年から2年半かかります。

しかし、よほどのことがない限り、3年を超えることはありません。

Q8.矯正治療は痛みを伴うイメージですが、どれぐらい痛いですか?

痛みには個人差があり、「ムズムズする感覚」の人もいれば、「ぎゅっと押されている感覚」の人、「ズキズキと頭痛を伴う感覚」の人と様々です。

しかし、矯正治療中ずっと痛いわけではありません。

初めての矯正装置をつけた3~4日は歯が浮いたように感じるかもしれませんが、1週間程度でなじんできます。その後は月に一度の調整を行い、歯にかかる力を変えていくのでその日から3日ほどは痛みを感じる場合があります。

痛みが我慢できない方は、担当医にご相談ください。

Q9.1回の治療にかかる力はどれぐらいですか?

比較的簡単な調整や経過観察は15分程度、一般的な調整や検査だと30分程度、矯正装置のとりつけなど大掛かり処置だと45~60分お時間いただきます。

Q10.矯正治療が終了して、装置を外した後の後戻りが心配です。

装置を外したあとの歯は、何もしなければ動いてしまいます。

動かした歯を支える骨や歯周組織が安定するまでリテーナー(保定装置)を装着していただきます。

その種類は、マウスピースタイプやワイヤータイプなどがございます。

Q11.矯正治療が終了した後の来院回数はどれぐらいですか?

矯正治療が終わり装置が外れると、まずは検査を行い治療前後の歯の動きを確認します。

この検査は今後の検診の基準となりますので必ず受診してください。

検診では、後戻りしていないかどうか、装置のワイヤー調節、不具合があるかどうかなど、さまざまなチェックを行います。

通院は3~6か月に1度程度で、そのあと徐々に間隔をあけています。

Q12.金属アレルギーを持っていますが、矯正治療できますか?

金属アレルギーに関しては注意が必要です。

矯正では、比較的アレルギー反応の少ないニッケルチタン、ステンレス合金、コバルトクロム合金等の金属を使うのですが、安心して治療していただくために皮膚科でパッチテストを受診することをお勧めします。パッチテストの結果問題なければ、矯正で使用する金属に問題はないです。

Q13.結婚式や何かイベントの際に装置を外すことはできますか?

一次的に装置を外すことは可能です。

装置を外している際は、後戻りしないように、透明のマウスピースやリテーナーを使用していただきます。

いかがでしたか?

本日はここまで。

今後もどんどんみなさんのご質問に答えていきますので、お気軽にコメントください。

参考文献:歯科矯正あるある TODセンター鳥巣隆弘著