よくある質問|矯正歯科
ORTHODONTIC
矯正歯科
どれくらいの頻度で来院しますか?
基本的にワイヤー矯正・小児矯正に関しては月1回の通院が必要となります。マウスピース矯正に関しては治療開始して間もない頃は1ヶ月に1回となりますが、その後問題なければおよそ2ヶ月に1回の通院となります。どの治療法においても、指示された通りの頻度で毎回ご来院いただけない場合はスムーズに歯を動かすことができず治療期間が延長してしまう可能性がございます。また、担当医のチェックがないまま必要以上に時間が経過してしまうことにより歯に想定外の力がかかってしまい治療に影響が出る可能性がございます。矯正治療を開始しましたら必ず定期的にご来院ください。
痛みはありますか?
小児矯正に関しては使い始めに違和感があるもののすぐに慣れてきますし、歯の土台となる顎を少しずつゆっくりと拡げていくため痛みも全くありません。成人矯正に関しては大まかにワイヤー矯正とマウスピース矯正に分かれますが、マウスピースに関しては痛みはほぼありません。ワイヤー矯正は結んだり引っ張ったりする力をかけるためその都度お痛みが出やすいですが、1週間以内に痛みは消失しずっと続くものではありません。痛みの感じ方に関しては個人差が大きいですが、ワイヤー矯正においては痛みを軽減できるようなブラケットもございますので、ご心配な方はご相談ください。
検査をして詳しい治療法など聞いてみたいけど、検査をしたら必ず治療を進めないといけないの?
検査をしたからといって必ず治療を受けないといけないわけではありません。矯正治療に関する流れは相談→検査→診断→治療(患者様同意の上)となります。つまり診断時に同意書にサインをいただいてそこから治療がスタートとなります。診断で検査結果や治療にかかる費用等をお聞きいただいて一度検討するか治療を進めていくか患者様に選択していただきます。診断結果だけ聞いて他院と比較検討している患者様も中にはいらっしゃいますので、もしご自身の歯並びが気になっているようでしたら相談のみもしくは相談・検査のみでももちろん結構ですので、まずはお気軽にご予約ください。
治療期間はどれぐらいかかりますか?
軽度の凸凹を治す、すきっ歯を治す、部分的な歯の捻れを治すといった簡単な症例であれば数ヶ月〜1年以内に治療完了することが比較的多いです。凸凹が強かったり出っ張りを改善する場合や噛み合わせを大きく改善する場合には抜歯が伴います。抜歯をすると歯と歯の間にスペースができるためそれを閉じていく作業や歯並びを整えていく作業があるため、症例の難易度にもよりますが2〜3年かかります。個人差があるためより詳しい治療期間を知りたい場合は検査を受けていただく必要がございますが、症例の難易度や使用する装置によって治療期間が変わってきます。
矯正治療をするには必ず抜歯しないといけないのですか?
抜歯に関しては必ずしもしないといけないわけではありません。例えば凸凹の歯並びが軽度である場合は抜歯をせずにIPR(歯と歯の間を削って隙間をつくる)を入れることにより並びを整えることが可能ですし、すきっ歯を治したい場合も非抜歯で治療できる可能性があります。逆に凸凹が大きい場合や歯の出っ張りを改善する場合には抜歯は必要となります。はっきりとした結果に関しては検査が必要になりますが、無料相談だけでも受けていただければ当院でも抜歯の必要性を大まかに判断できますし、患者様自体も大体のイメージが掴めるかと思いますので、気になりましたらぜひご予約ください。
矯正治療する上でのリスクはありますか?
歯の移動により歯根が1〜2mm程度短くなる可能性があります。また、突発的に歯の神経が失活する(死んでしまう)ことがあり徐々に歯の色が変色してくることがあります。初期の段階であれば部分的に矯正力を解放することにより元に戻る場合もありますが、症状が進んでしまうと歯の神経の治療が必要となる場合もあり、その際には矯正治療を一時的に中断させていただきます。ご自身のケアにおいては特にブラケットを装着された方に関しては、念入りに歯磨きをしていただかないと虫歯になるリスクがあります。歯根の短小化や神経の失活は偶発的に起こるため防ぐことは難しいですが、虫歯に関してはご自身の意識により防ぐことができます。
和光市デンタルオフィスで扱っている矯正装置の種類はどれぐらいありますか?
小児の場合はムーシールド(反対咬合改善)、拡大床(凸凹を治す取り外し式装置)があります。成人の場合は表側ワイヤー矯正(シルバーワイヤー、ホワイトワイヤー選択可)、マウスピース矯正(インビザライン、DPEARL)があります。年齢的にはお子様でも時期を逃してしまうとワイヤー矯正、マウスピース矯正といった成人矯正と同じ範疇になり、時には抜歯も必要となる場合もございますので、気になった時点でお早めにぜひ無料相談のご予約をお取りください。一度、無料相談、検査まで受けていただくと患者様それぞれに合った矯正装置をご提案することが可能です。
後戻りの保証はありますか?
矯正治療で歯がきれいに並んだ後、後戻り防止の装置(リテーナー)を使用する形になります。使用期間の定めはありませんが、最低でも歯を動かした期間と同等の期間は1日中装着していただく必要があります。治療終了後の担当医の指示にしたがっていただければと思います。後戻りは個人差がありしっかり使用していても戻ってしまう場合もありますし、サボってしまえば当然後戻りしてしまいます。申し訳ありませんが、体質的なものもあるためリテーナーの使用具合に関わらず後戻りの保証はございませんので、並びを整った状態に戻したい場合には再度費用がかかります。
永久歯を抜いてデメリットはないのですか?
凸凹が強い場合や歯の出っ張りを改善するには抜歯する場合がございます。凸凹の歯並びの場合、そのままにしておくとご自身でのブラッシング時に歯ブラシが行き届かず磨き残しを作ってしまいます。日常的に同じ場所に繰り返し磨き残しを作ってしまうと、虫歯にもなってしまいますし歯周病にもなり歯を支える歯槽骨が溶けてしまう原因にもなります。この場合、永久歯を抜歯することにより歯がきれいに並ぶだけでなく、ご自身でのお手入れがしやすくなり虫歯や歯周病にもなりにくくなります。このようにメリットの方がデメリットを上回るケースは患者様同意の上、抜歯して矯正治療を進めさせていただきます。
矯正治療に年齢制限はありますか?
特に年齢制限はありませんが、歯周病で歯を支える骨が十分でない場合は矯正治療を受けることができません。歯周病で大きくグラグラしている歯は矯正力に耐えることができないため残念ながら当院では矯正治療をお断りしています。歯周病が進行してしまうと歯がグラグラするだけでなく矯正治療をしたいと思った時には手遅れになっている場合もありますので、ご自身のケアに加えて歯周病になる前からの定期的なメンテナンスをお勧めいたします。最近では70代80代の方も矯正治療を希望される方がいらっしゃいますが、歯を支える骨がしっかりしていれば年齢関係なく矯正治療を受けることができます。
矯正治療ができないケースはありますか?
前述の通り歯周病が大きく進行している症例や、骨格的に顎や噛み合わせが大きくズレてしまっている症例は当院では治療することができません。後者の場合は外科的矯正治療が必要となりますので、大きな病院へ紹介させていただく形となります。また、患者様の理解が著しく乏しい場合や当院の指示に従っていただけない場合、治療方針にご納得いただけない場合は治療をお断りしています。矯正治療は患者様との信頼関係の上に成り立っておりますので、お互いの信頼関係が毀損した状態では治療可能な症例だとしてもお受けすることができませんので、あらかじめご了承いただけますと幸いです。
矯正治療中に日常生活で何か気をつけることはありますか?
硬い食べ物や粘着性のある食べ物を食べてしまうと、装置が壊れてしまったり装置に絡みついてしまうことがあります。特に食事制限はありませんが、装置が歯についているということを意識して食べるようにしましょう。また、特にワイヤー矯正の方はブラケットが付いており通常よりも汚れが溜まりやすくなっていますので、フロス、歯間ブラシ、タフトブラシも併用して鏡を見ながら念入りにお手入れをするようにしましょう。ご自身のケアに加えて当院の歯並びクリーニングも受けていただくとさらに良いでしょう。マウスピース矯正の方は、歯がうまく動いてくれるようお食事の時と歯磨きの時以外は常に装着するようにしていただきます。
マウスピースをはめた状態で食べたり飲んだりできますか?
マウスピースを装着したままジュースやスポーツ飲料といった糖類が含まれるものを飲んでしまうと虫歯になるリスクがありますし、熱い飲み物もマウスピース変形の恐れがあるため飲食時には必ず外していただきます。無糖のコーヒーは飲んでいただけますがマウスピースが着色してしまうため、おすすめはしません。また、お食事に関してもマウスピース装着したままだと虫歯リスクがあるだけでなく、食べにくくお食事を楽しめなかったりマウスピースが破損する可能性もあります。お水のみマウスピースを装着した状態で摂取可能ですが、それ以外の飲食物の場合は必ずマウスピースを外すようにお願いしております。
未成年の場合でも矯正の契約はできますか?
未成年(20歳未満)の患者様の矯正治療契約をする場合には通常の契約書類に併せて治療に関する同意書も作成いたしますので、保護者様にも一通り目を通していただいてそれぞれの書類にサインをいただければ契約可能となります。保護者様の同意が必ず必要となりますので、未成年の方のみですと契約はできませんのでご注意ください。一人暮らし等で保護者の方が遠方に住んでいらっしゃる場合はなかなか厳しいかと思いますが、もし可能でしたら診断のご予約で結果をお聞きになる際に一緒に同伴していただけるとお話がスムーズになるかと思います。
矯正の検査ではどのようなことを行いますか?
矯正検査の内容としては写真撮影(顔貌・口腔内)、レントゲン撮影(二次元的なパノラマ写真、三次元的なCT写真、矯正の分析に最も重要な正面・側面セファロ写真)、型取りもしくは口腔内スキャンをさせていただきます。大体45分前後お時間をいただいて資料を撮らせていただきますので、矯正検査をご希望でしたらお時間に余裕のある日時でご予約ください。時期や条件によっては、矯正検査の費用の一部をキャッシュバックしてもらえたり値引きキャンペーンも行なったりしておりますので、詳しくは当院のInstagram等のSNSをぜひチェックしてください!
転勤、引越しの予定がありますが、矯正治療はできますか?
矯正治療において使用する材料や治療方針も全ての歯科医院で全く同じではないので、複数の歯科医院で行うことはあまり望ましくありません。長期の矯正治療中に急遽転勤が決まった場合には仕方ないですが、基本的に矯正治療を始めた医院で最後まで治療を終了する形が一番ではあります。歯並びが軽度な症例であれば引越し前に治療完了できる場合もございますので、急ぎでどうしても当院での治療をご希望の場合はまずはお早めに相談のご予約をお取りください。直近で引越しのご予定がある場合は、申し訳ございませんが引越し先で歯科医院を探していただくようお願いします。
矯正治療中に装置が外れてしまったり、針金が飛び出て痛みが出た場合はどうしたらいいですか?
装置の破損等により歯の動きに影響が出る場合がありますので、まずはお電話にてご連絡ください。早めの受診が必要な場合はこちらからご案内させていただきますが、お痛みがなければ次回のご来院までそのまま過ごしていただく場合もあります。ワイヤー矯正で歯を動かしていく際には歯の動きとともにワイヤーも少しずつ動いてきて針金が一部飛び出ることがあります。当院の物販でも販売しておりますカバー材をあらかじめご自身で購入ていただくと、針金が飛び出て痛い時に応急処置ができます。カバー材が外れやすい場合は病院で光で硬化させるタイプのカバー材をつけると外れにくくなりますので、お困りの際はご連絡ください。
矯正治療中はホワイトニングできますか?
ホワイトニングは歯の表面に薬剤を塗布して白くしていきます。矯正治療中はワイヤーの場合はブラケット、マウスピース矯正の場合はアタッチメントといった歯を動かすための突起物が装着されるためホワイトニングをしてしまうと、矯正治療終了時にそれらを除去した際、日焼けのように白くなった部分とそうでない部分がそれぞれできてしまいます。矯正治療前後であれば歯の表面には何もついていない状態なのでホワイトニング可能ですが、一度歯の表面に装置が付いてしまうと次にホワイトニングできるのが矯正治療後になってしまいますのでご注意ください。矯正治療もホワイトニングもご検討されている方はあらかじめ担当へご相談ください。
虫歯があっても治療できますか?
ブラケットやアタッチメントを歯に装着しますので、虫歯がある状態では矯正治療を進めることはできません。矯正を進めていく場合は必ず事前に虫歯チェックをさせていただき、虫歯がある場合は全て治療が完了してからになりますのでご注意ください。矯正治療途中で虫歯になってしまった場合は、装置を外して虫歯治療を行わないといけない場合があり矯正治療一時中断となるため治療期間が最終的に延長してしまいます。矯正治療前に虫歯がなかったとしてもご自身でのケアを怠ってしまうと虫歯ができてしまいますので、油断せずにケアを行いましょう。矯正治療中はご自身のケアに加えて定期的に自費クリーニングをぜひ受けてください。
矯正治療を始めるにあたって親知らずを抜いておく必要はありますか?
親知らずの抜歯に関しては患者様の症例にもよりますが、必ずしも抜歯をしないといけないというわけではありません。特に下顎に多いのですが、真横や斜めに向かって生えていたり埋まっていたりする場合は手前の歯を押してしまい、歯並びを悪化させてしまうため抜歯をさせていただきます。また、上や下の奥歯の遠心移動(喉側に動かすこと)が必要となる場合は抜歯させていただきます。抜歯をすることにより奥のスペースが確保できるため歯をスムーズに動かしやすくなります。真っ直ぐ生えている親知らずを残すこともありますが、ケースによって全く異なりますので抜歯が必要となる場合は担当よりご案内いたします。