診療案内
SERVICE
Children’s orthodontics 小児矯正
こどもの矯正は人生で一度きりのチャンス
小児矯正の大きな特徴は、顎の成長をコントロールできることです。成人になると、顎の成長が完了しているため、凸凹などの問題を解決するためには、しばしば歯を抜くことが選択肢となります。しかし、小児矯正においては、早い段階から拡大装置を使用することで、顎の成長を促進し、自然に歯並びを改善することができる場合もあります。将来的に成人矯正が必要となった場合でも、顎が適切に拡大されていれば、治療の難易度が低くなる可能性があります。その結果、治療期間や費用を削減することができるため、小児矯正が必要なお子様には、できるだけ早い段階から治療を検討することをおすすめします。
小児矯正を始めるベストな時期は「6~7歳」、小学校1年生くらいの年齢です。前歯の生え変わりでは、“下の永久歯が4本、上の永久歯が2本”生えてきた頃です。ぜひお気軽に当院の「歯並びの矯正無料相談」を受診していただくことをお勧めいたします。
※受け口の場合は、少し早めの5歳頃に一度相談してください。
※受け口の場合は、少し早めの5歳頃に一度相談してください。
小児矯正装置のご紹介
取り外し式の「拡大装置(拡大床)」
取り外し式の拡大装置とは?
取り外しできる拡大装置です。拡大用ネジを回すと、拡大装置の幅が広がり、それに応じて顎骨が側方拡大されていきます。また拡大装置には唇側線やダブルアームを設計に組み込むことができるので、拡大しつつ前歯の歯並びも同時に並べることができます。使用方法としては、保護者の方に装置中央にある拡大用ネジを決まった曜日・時間帯で少しずつ回してもらい、お子様には毎日8時間以上の装着をしてもらいます。
取り外し式の拡大装置のメリット
- −簡単な取り外し式−
装着して顎の発達を
コントロールしつつ、
適切な歯の位置に
矯正します。 - −痛くない−
必要最小限の力で
作用するので顎や歯への
過度な負担が
ありません。 - −就寝時のみ−
基本的に就寝時のみ
使用するので、日中の
学校生活などへの
影響はありません。
取り外し式の拡大装置の特徴
・保護者の方に、ネジを週1回90度ずつもしくは週2回45度ずつ回してもらう
・お子様に8-13時間/日を守って使用してもらう
・お子様に8-13時間/日を守って使用してもらう
・学校から自宅に帰ってきた時から翌朝までの着用時間で十分達成できる
・食事や歯磨き、お風呂に入る時は外してもOK
・食事や歯磨き、お風呂に入る時は外してもOK
主なリスク・副作用
取り外しができる分、お子様本人に矯正治療への理解と協力度が欠如していると治療期間が延長し、固定式の拡大装置へ変更または小児矯正を断念せざるを得ない場合がある。
上顎の発達は男女ともに10-11歳程度で概ね90%が完了してしまうため、拡大装置の使用開始が遅くなればなるほど効果は期待できなくなっていく。
取り外し式拡大装置の症例
期間 | 6ヶ月(途中経過) |
---|---|
種類 | 下顎拡大装置+MBS(2×4) |
費用 | 基本装置¥200,000(税込¥220,000)+調整料¥5,000(税込¥5,500)/回 |
固定式の「拡大装置(急速拡大装置)」
固定式の拡大装置とは?
原理としては取り外し式と同じですが、比較的短期間で拡大が終了できます。使用方法としては、保護者の方に拡大用ネジを毎日1回90度ずつ回してもらいます。
固定式の拡大装置のメリット
- −固定式−
取り外し式だと
サボってしまう
お子様に最適 - −痛みが少なく速い−
スタートが遅めだった
子でもまだ間に合う - −効果が確実-
拡げた量を確実に
キープし、後戻りが
少ない
固定式の拡大装置の特徴
・保護者の方に拡大用ネジを毎日1回90度ずつ回してもらう
・取り外しができないので、装着した当初は違和感がある
・取り外しができないので、装着した当初は違和感がある
・ネジ回しはお口の中で回さないといけないので保護者の方が少し大変
・わずが2ヶ月程度で積極的な拡大期間は終了することが多い
・わずが2ヶ月程度で積極的な拡大期間は終了することが多い
主なリスク・副作用
取り外し式が使えず、さらに固定式でも拒否反応を示すお子様の場合は、小児矯正は断念せざるを得ない場合がある。
固定式の拡大装置の症例
期間 | 1.5ヶ月(途中経過) |
---|---|
種類 | 固定式拡大装置(急速拡大装置) |
費用 | 基本装置¥200,000(税込¥220,000)+調整料¥5,000(税込¥5,500)/回 |
バイオネーター
バイオネータとは?
バイオネーターは取り外しのできる上下一体型の装置です。下顎の発達が乏しい症例に使用します。この装置は、お口の周りの筋肉の動きを利用し、下顎の骨成長を前方へと促します。特に上顎前突(出っ歯)、過蓋咬合(かみ合わせが極端に深い状態)などの不正咬合への治療に向いています。基本的には就寝時に使用してもらうため、拡大装置と同様、自宅での使用のみで済みます。バイオネーターの特徴
・取り外しできる上下一体型の装置
・上顎前突(出っ歯)や過蓋咬合(噛み合わせの深い)などの不正咬合に使用
・基本的には就寝時に使用するが、8-13時間/日の使用が望ましい
・“構成咬合”を取れる場合に製作が可能
(注):“構成咬合”とは下顎を前にずらして前歯の切端で噛んだ状態を指します
・上顎前突(出っ歯)や過蓋咬合(噛み合わせの深い)などの不正咬合に使用
・基本的には就寝時に使用するが、8-13時間/日の使用が望ましい
・“構成咬合”を取れる場合に製作が可能
(注):“構成咬合”とは下顎を前にずらして前歯の切端で噛んだ状態を指します
主なリスク・副作用
拡大装置に比べて少し大きい上下一体型装置となるため、就寝時の違和感はある。しっかり着用できない子はバイオネーター以外の装置を検討する必要が出てくる。
上顎牽引装置(フェイスマスク)
上顎牽引装置とは?
上顎の発達が乏しい症例に使用します。口腔外から口腔内のフックにゴムをかけて上顎を前方に引っ張る力をかけます。上顎牽引装置の特徴
・取り外しのできるマスク
・上顎の発達が乏しい症例に使用
・固定式の拡大装置と併用することがある
・片側400-450g程度のゴムをかけて、就寝時を含め12-14時間/日の着用が必要
・使用期間は6-9ヶ月程度になることが多い
・上顎の発達が乏しい症例に使用
・固定式の拡大装置と併用することがある
・片側400-450g程度のゴムをかけて、就寝時を含め12-14時間/日の着用が必要
・使用期間は6-9ヶ月程度になることが多い
主なリスク・副作用
就寝時は仰向けの状態でないと使用ができないため、お子様によっては不向きなことがある。
MUH Shield(ムーシールド)
MUH Shield(ムーシールド)とは?
乳歯列期から使用できる反対咬合改善用の上下一体型の装置です。主にちゃんと使用ができる5,6歳前後の年齢から始めることが多い。MUH Shield(ムーシールド)の特徴
・上下一体型の装置
・下顎前突(受け口)の不正咬合に対して使用
・就寝時を含め8-13時間/日の着用が必要
・下顎前突(受け口)の不正咬合に対して使用
・就寝時を含め8-13時間/日の着用が必要
主なリスク・副作用
バイオネーターよりかは小さい上下一体型装置となるが、就寝時の違和感はある。上顎と違い、下顎の成長は15-18歳頃まで継続するため、小児期にムーシールドを使用していても将来受け口になる可能性はある。
小児矯正の症例
Case 1
主訴 | 凸凹を治したい |
---|---|
年齢 | 10歳9ヶ月 |
性別 | 女性 |
期間 | 1年1ヶ月 |
種類 | 上下顎(拡大装置)+MBS(2×4) |
費用 | 基本装置¥200,000(税込¥220,000)+調整料¥5000(税込¥5,500)/回 |
こどもの矯正は、「人生で一度きりのチャンス」。
お父さん、お母さんはこれを見逃さないであげてください。
凸凹になっていませんか?永久歯が生えてくるのが遅くありませんか?
一般歯科、小児歯科では正確な歯並びのアドバイスはもらえません。
大人になって困ってしまう前にまずは当院の「歯並びの矯正無料相談」へ。
お父さん、お母さんはこれを見逃さないであげてください。
凸凹になっていませんか?永久歯が生えてくるのが遅くありませんか?
一般歯科、小児歯科では正確な歯並びのアドバイスはもらえません。
大人になって困ってしまう前にまずは当院の「歯並びの矯正無料相談」へ。
小児矯正の費用
矯正歯科の費用はこちら当院へ一度ご相談いただければ幸いです。